購入前の採寸ガイド · おけるかな運営者作成 · 2026年11月2日更新

「置ける」を調べる前に、
測る場所をそろえる。

商品名にある「シングル」「2人掛け」や、物件の「6畳」だけでは配置は決まりません。部屋の内側と家具の外側を測り、使うときの余白を足してから比べます。

1. 床の「使える長さ」を測る

壁の内側から向かいの壁の内側まで、家具を置く高さでも測ります。床際の巾木、柱、配管、窓台が出ている場所は、出っ張りを除いた長さを別に控えます。幅と奥行きだけの長方形に丸めると、凹凸の部分を見落とします。

  1. 紙に部屋を描き、入口と窓を記す。幅・奥行き・天井高をcmで記入する。
  2. ドアの幅と開く向き、収納扉の開く範囲を記す。窓を開ける場所やカーテンにも家具が重ならないかを見る。
  3. コンセント、配線、エアコンの位置を記す。背の高い家具は床面だけでなく、窓や設備との高さ関係も比べる。

例:壁間が271cmでも、設置する高さで左右に各2cmの出っ張りがあれば、比べる幅は267cmです。図面の面積と、家具を置ける内側の寸法は同じとは限りません。

2. 商品の「外寸」と「使うときの寸法」を分ける

ベッド:マットレス幅をそのまま入力しない

仮にマットレスが97×195cmでも、フレームを含む外寸が105×210cmなら、シミュレーターへ入れるのは105×210cmです。この例では幅8cm・長さ15cmの差が出ます。ヘッドボードや引き出しの張り出しも商品図面で確認します。

ソファ・デスク:最も外側の部分を見る

座面幅や天板の作業面ではなく、肘掛け・背もたれ・脚を含む外寸を使います。リクライニングや伸長式の家具は、閉じた状態と広げた状態を別々に確認します。

収納・家電:本体の前と後ろにも必要な場所がある

引き出しを全開にする分と、その前に立つ分は別です。家電の放熱や保守に必要なすき間は、共通の目安ではなくその商品の設置説明書を優先します。コードやプラグを無理に押し込んだ状態で寸法を合わせないようにします。

家具の間に、何cm残る?

向かい合う2つの家具を、平行な壁に沿わせた場合の引き算です。家具の外寸と、壁から離す分を含めて入力してください。

家具の間に残る幅: 106 cm

271 − 105 − 60 = 106 cm

希望の余白との差: +46 cm

初期値は計算例です。60cmは安全基準・推奨値ではありません。椅子を引く動作、扉、身体の動き、介助などに必要な幅は実際に確認してください。これは一断面の計算で、入口からの通行や搬入を判定しません。

余白の数字を、生活の動きに戻して考える

271cmの部屋幅からベッド105cmと対向するデスク60cmを引くと、間は106cmです。ただし椅子を50cm引けば、同じ断面で残るのは56cm。家具をしまったときの余白と、使っているときの通り道は違います。

床にテープなどで候補家具の外寸を仮に示し、座る、立つ、扉を開く、荷物を持って通る動作を試します。通る人の体格や使い方で必要な余白は変わるため、この計算だけで安全性や使いやすさを確定しません。

271×364cmのモデルで配置を比較する →

4. 部屋に置けても、搬入できるとは限らない

設置の検討には完成品の外寸、搬入の相談には配送時の梱包寸法・梱包数を使います。玄関だけでなく、建物入口、エレベーター、階段の踊り場、廊下の曲がり角、部屋の扉を順に確認します。一直線に通る幅の比較だけでは、途中で曲がれるかは分かりません。

商品が分解して届くか、組立作業にどれだけ場所が必要かも販売店に確認してください。寸法が近い、曲がり角がある、吊り上げが必要そうな場合は、購入前に図面と計測値を販売店・配送担当へ伝えます。おけるかなの床面判定は搬入可否を計算していません。

購入前に手元にそろえるもの

  • 部屋の内側寸法、柱・巾木などの出っ張り、ドア・窓・コンセントの位置
  • 家具の完成時の外寸、使用時に動く範囲、設置説明書の必要スペース
  • 残したい通路と、実際の動作を試した結果
  • 梱包寸法と数、搬入経路の寸法、販売店に確認した条件

寸法がそろったら、まず大きな家具から配置します。寸法が不明な部分は推測で確定せず、商品ページ・販売店で確認してから候補を絞りましょう。

作成方法と参考情報

計算例はおけるかな運営者が説明のために設定した仮想寸法です。実際の住宅の取材、特定商品の採寸結果、業界の安全基準ではありません。誤りの指摘は運営者情報・お問い合わせからお寄せください。

参考情報確認日:2026年11月2日。リンク先の個別条件・最新案内を優先してください。